のんびりまったりドールを楽しむブログ。ごくまれにトイデジも。
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ようやくまともにドール充できそうだぞー!
と、いうことで久々にメイキング的なものをやってみようかと。メイク自体年単位でやってないのでなんかボロボロな感じですが…まあ備忘録みたいなものです。
いつものごとく、生首やら目玉パーツやらが並ぶのでたたみます。
と、いうことで久々にメイキング的なものをやってみようかと。メイク自体年単位でやってないのでなんかボロボロな感じですが…まあ備忘録みたいなものです。
いつものごとく、生首やら目玉パーツやらが並ぶのでたたみます。
だいたい使う道具。
手前からまふゆヘッド(オビツ50-04ヘッド)、ライン用の筆(タミヤの面相極細・超極細・キャムロンプロ100/0)、タミヤのウェザリング(焼き色の達人・フィギュア用)、ソフトパステル、Mr.カラー(マホガニー、クリアレッド)、リターダーマイルド、うすめ液、メイク用綿棒(と、今回削らないので使わないけどデザインナイフ)
写真に写ってないもので、つや消しUVカットクリアスプレー、タミヤクリア、100円ショップのメイクブラシセット、パレット代わりの瓶、などなど。
ついでにアイを自作するため、ガラスカボションと虹彩を印刷した紙、クリアボンド。ヘッド交換を楽にする細工用で、グルーガンとおゆまるなんかも。
あとティッシュや紙は大量消費します。掃除用に消毒用エタノールなんかもあるといいかも。
まずは、ぱぱっと目玉を作ります。
SAIでもフォトショでもアルパカでもいいのでCGソフトでそれっぽい虹彩を描いて写真用紙に印刷。レンズ効果でけっこう拡大されるのでサイズは気持ち小さめに。
それにクリアボンドでハンクラ用のガラス半球カボションを貼り付けて切り抜くだけ。
虹彩はすこし外側にずらすと寄り目防止になります。多少気泡入ったけど気にしないキニシナイ。
アイをはめた素ヘッドの写真にメイク案を描き込み。写真じゃなくてもイラストとか、とりあえずイメージは固めておきましょう。
これをプリントアウトして見本として置いとくと捗ります。
んでわメイクをはじめましょう。リターダーとマホガニーをパレットに出して混ぜる。調色スティックがなければ割り箸やいらない筆とかでOK。リターダーはMr.カラーを薄めて乾燥を遅らせます。これやらないとすぐカピカピになってまう。
あ、先にヘッドを薄め液かエタノールで拭いて見えない汚れを落としておきましょう。ラッカー系塗料のメイクなのでスプレーは吹きません。
色をとる前に筆に薄め液かリターダーをつけておきます。水彩とかで水つけるのと一緒と思えばいいんじゃないかな(よくわかってない)
うすーく下書き。まずはアイラインから。なんとなくこういう角度にしたい、って感じで。見本と比べながら少しずつ進めていきます。今回は削りなしなので、アイホールを多少無視して線を引いていきます。
筆はべたっておくんじゃなく、すっすっと毛先ではらうような描き方か、やや寝かせ気味にして手前に引くような描き方を場合によって使い分けます。
間違えたら薄め液つけた綿棒で消す。基本的には描いて消すの繰り返し。
写真はヘッド置いてますが、実際は片手でしっかり掴んで固定しないと線がぶれる。あとは引く方向によってヘッドを回しながら、自分の描きやすい位置を模索します。
ある程度ラインが決まったら、筆を持ち替えて細かく書き込んで行きます。キャムロンプロ100/0はコシがまったくないので力がかからないよう、ふわっと撫でるように。
先ほどより濃い目の色で、目じり目頭の入りぬきを整えます。
ラインは後で整えていくのでこんな感じに。一息で仕上げようとするとたいていぶれるので、少しずつ仕上げたほうが失敗は少ないです。
ただ、Mr.カラーは下の色を溶かすので重ねすぎると崩れてしまいます。重ねる場合は薄く、形が決まったら最後に濃い色で描く。
筆を持ち替えてライン全体を整えていきます。
両側がだいたい終わりました。
大きく修正できるのはこの辺までなので、ここでいったん見本とじっくり比較します。
左目側のラインが下がり気味な気がしたので修正。細かな修正をしすぎるとかえってどうにもならなくなる場合が多いので、とくに気になるところ意外はそんなにいじらないように。
濃い色でなぞって最終ラインを決めます。線ガッタガタだけどキニシナイ…
この線はなるべく消さないように気をつけましょう。
少し書き足して、二重のラインと、眉のガイドをうっすらと。
とくに眉は対象になるまで何度も描き直します。
眉を描き込みました。今回は困り顔っぽくしたかったので、下がり気味にしてみました。
下のアイラインを引いて、下まつげを描き込みます。マンガ的表現ですが、二重ラインにするとちょっと目が大きく色っぽく見えます。
下まつげはヘッドをさかさまに持ち、筆先を顎側に向けて、アイホール側(手前)へ引くようにしていくと細く綺麗に描けます。たぶん。
両側ともまつげが入りました。
上まつげは付けまつげにするつもりなので描きません。
クリアレッドとマホガニーを混ぜて口のラインを描きます。むすっと引き結んだ感じ。
ほぼ描きおわったのでアイをはめて様子見。
思ったよりおだやかな感じだったので眉をもっと困らせてみました。あと唇にほんのちょっとクリアレッドを足して最終チェック完了。
もうこれ以上いじらないつもりで、保護としてつや消しを吹きます。これで線の修正ができなくなるので慎重に。
一秒以上吹き付けないよう、さっとくぐらせる程度で、二回ほど繰り返します。
乾燥する間に日が暮れました。
だいぶブランクあるので時間かかってしゃあないですわ……慣れれば二時間もあればメイク終わったりします。
ではシャドウとチークを加えていきますよー
いきなり失敗した感。
濃い目のメイクにしたかったので、付属のチップのほうでこげ茶をのせたらまだら跡に…
いや、まだ誤魔化せるから、と信じて次行きます。
とりあえずピーチを重ねて、その上からアイボリーでひたすらぼかす。立体感を意識しつつブラシとチップでふわっとのせていきます。
おでこや顎とか耳にも色をおくとかわいいです。
またこげ茶をのせて濃くし…誤魔化せてる気がしないけどこれ大丈夫か?
何度か色をのせていった結果。
…うん、うんまだ大丈夫、パステルのせるから…
パステル乗せる前にスプレー吹きましょう。保護だけでなく乗りもよくなります。
ソフトパステルを削ってメイクブラシでのせていきます。
たぶんメーカーはホルベインの…色名なんだったかな…
紙にパステルを押し付けて、それをブラシで掬い取ります。色ごとにブラシは変えときましょう。
余計な粉はしっかり落とさないとひどいまだらになります。ついたかな?くらいでOK。
あ、なんか余計最初の跡が濃くなった気がする…
…うん、どうにかしようとして、たいていの場合失敗するのでこのままで…うん、髪で隠れるから…はい。
スプレー吹きます。パステルはスプレー吹くとちょっと感じが変わりますが、そのままにするとすぐ落ちちゃうのでちゃんと保護しときましょう。
さて、艶出しにタミヤのクリアを塗ります。mr.カラー同士だと溶けて混ざりますが、タミヤクリアなら大丈夫。
目元に艶出すのもかわいいのですが、今回はアイホールとアイラインが離れてるので唇だけ。
アイをはめます。
目玉袋がついてるのでドライヤーで温めて柔らかくします。やけどに注意。
ちゃきーん。
お顔ができあがりました。
奥目っぽく見えますが、ガラス半球の裏に虹彩が張り付いてるのでそう見えるだけで、アイ自体は20mmなのでサイズぴったりなのです。むっちゃ追視するよ!
ここからは他の子とボディ共有する人向け。
おゆまるを温めてつまようじで穴をあけておきます。
へっど内部におゆまる設置、首パーツのジョイントにあわせます。
うちのこのボディはボールジョイント式のポップスタンドとPVC製チューブで作った首パーツに換装してます。DD互換パーツ的なやつですね。それにあわせておゆまるでストッパーを作るのです。
冷まして固まったらグルー盛ってヘッドにくっつけます。もうちょっと盛ろうとしたらグルー切れた。
これでヘッドのふたをあけなくてもヘッド交換が可能です。
ちょっとゆるくなっちゃいますが、首もかしげられて個人的に便利。
で、こうなった。
ウィッグがまだ用意できてないのでティアラのを借りてます。8-9インチでぴったりですね。
ムラは隠せた…か?
でも困り眉隠れちゃってちょっと残念。
一応ガラス製のアイなのでむっちゃ視線が追ってくる。瞳孔ちょっと小さかったかなー
まふゆヘッドは角度によって表情が変わるので楽しいですね。
おんなじアニメ系+カボションアイのティアラちゃんと。
アイラインぶっと!いや、この子が細すぎたのか…メイクひとつでまるで系統が違いますねえ、おもしろい。
ぷにぷにほっぺと唇…良い…
なんだかティアラちゃんがお姉さんやってる気がする。仲良くしたげてね。
たまーにしかメイクしない私ですが、自分用ならそこそこ理想に近い子ができるようになりました。ドールメイクは慣れと根気、器用でなくても繰り返すことにより上手くなっていきます。
今回はラッカー系塗料ですが、アクリル絵の具だとまた少し道具や手順が違います。また気が向いたらその辺も記録できたらいいな、と思いつつ今回すげえ面倒くさかったのでたぶんやらない。
あと道具はあんまケチらないほうがいいです。超個人的宗教上の理由により某製は使っておりませんが、やっぱりいい道具のほうが使いやすいし、安物買っても結局買いなおす羽目になるので。
自分の手で作り上げた子は良いですよ…つたなくてもむっちゃかわいいですよ…
【追記】
とか言っといてやり直しました。
しかも二回。
だいぶ目の印象が強くなりましたね。
こういうふうに気に入るまで何度もやり直せるのが自メイクのいいところ(言い訳)
三度目は下書きに黄色混ぜたんですが、わかりませんねこれ。まあ、自己満足みたいなものなので…
数をこなすたび、イメージに近づけるのはやっぱりある気がします。ここはこうしたほうがいいとか、一回完成させると粗が見えてくるような。
オビツ系ヘッドは入手しやすく安いのが利点のひとつなので、練習にはもってこいだと思います。まふゆヘッド優秀だよ!
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